感じるままに書くブログ

事実を子供に伝えるタイミング

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今回は、子供自身の幼少期以前に関する事実を伝えるタイミングについて考えたいと思います。

 

慈恵病院(熊本市)が設置している赤ちゃんポストこと「こうのとりのゆりかご」が開設から10年になるそうです。(私の記憶では)おそらく、それ以前からこのような活動はされていたと思います。

「おれ、なんで捨てられたの?」 問う息子を抱きしめた
http://www.asahi.com/articles/ASK4W358GK4WTIPE009.html

 

この記事の中で、母親は息子が3歳のとき、実の母親でないことを打ち明けたそうです。この年頃というのは、大人や兄姉の話を素直に聞き入れるとともに、疑問があれば率直に質問ができます。ただ、この年齢で自分の壮絶な過去に直面するというのは、いささか酷だと思うかもしれない。

 

私も過去を知る機会が何度かありました。

私は、物心がついた頃には父親はいませんでした。幼いころから「父親は家族を見捨てて蒸発した(家を出て行方不明)」と聞かされてきました。母から家族の過去に関する話を直接聞くことなく、母はこの世を去りました。しかし、私が社会人になってからのことですが、母が生存している間にいくつかの事実を知ることとなりました。

私の記憶にはありませんが、小学校に入る前の年、母は再婚するために父親を探し出し、離婚の手続きをしまして、その時に父親と私は再会したそうです。おそらく、私の中では父親はすでにいなくて、よそのおじさんだと思っていたのでしょう。

私がそれに気付いたのは、社会人になって戸籍を見たときです。母に「父親に会ってみたい?」と聞かれたことがありましたが、私はそこに執着というのは持っていませんでしたので、会ってみたいとかそういう気持ちはありませんでしたし、家庭を持った今でも変わりはありません。

親戚からなんとなく聞いていたことがあります。母にとって私の実父は再婚相手だったこと、さらに、その前に結婚していた(初婚)の男性との間に3人の子供がいることを・・・血のつながった兄姉がいたのです。私は兄弟がいませんでしたので、この兄姉に会ってみたいと思いました。母は亡くなる直前、治療の影響で少しボケていたせいか、たまに昔のことを口走っていて、前夫との離婚の際に子供を連れて出ることができなかったことを悔いていたので、兄姉に会わせてあげたかったのですが、連絡手段を得ることができず、会わせることができなかったことが心残りです。

 

3歳という年齢でこのような事実を知らせるかどうかといった判断は難しいところですが、遅くとも最初の反抗期に入るまでには伝えておいたほうがよいと私は思います。

 

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