感じるままに書くブログ

【楽しい】という言葉

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スポーツ選手にとって
『楽しい』とは
どういうことなのか

 

リオデジャネイロオリンピックも終盤に差しかかろうとしていますが、先日、話題になった女子マラソンの福士加代子選手のレース後に発した言葉や表現に凄まじいバッシングが浴びせられたそうで・・・

一般的に『楽しい』というのは、「キャハハッ」とか言っておもしろい様子を指しますが、プロやオリンピックのような大舞台で活躍するスポーツ選手にとって『楽しい』というのは、レベルの高い選手が寄り集まった場所で競い合えることが『楽しい』ということなのです。

 

私は若い頃、アマチュアのスポーツ選手ではありましたが、プロ選手と戦う機会がありました。もちろん、各段にレベルが上がります。自分がどこまでプロに通用するのか、試せる機会でもありました。

「ここはプロに通用した」ってところもありましたが、基本的にはボロ負けです。『悔しい』気持ちは強い、でも『楽しい』んです。単にプロ選手と対戦できたということではなく、相手がプロ選手であろうが「次はこいつに勝つ」という気持ちが芽生え、必死になって自分を鍛え上げて努力をしていくことが『楽しい』んです。

 

今、甲子園で高校野球をやっています。全国から選りすぐったチームが集まってレベルの高い戦いをしているのです。そこで、負けたチームのインタビューで笑顔で『楽しかった』なんて答えられたとしても、それにバッシングする人はほとんどいませんよね。

福士選手がオリンピックに出場できたのも、過酷なトレーニングをこなしてきたからこそ成し遂げることができたのです。しかし、オリンピックの壁は厚かった。他の選手たちもそうだけど、気象などの環境もずいぶんと異なるなかで、自分のベストタイムを出すのはかなり難しい。

福士選手は不器用な人なので、ゴールで見せたパフォーマンスは、「ベストを尽くした」と言いたかったのではないでしょうか。「悔しくて悔しくてたまらない」でも「このままでは終わらない」という気持ちが、『楽しい』という言葉や『笑顔』となって表現されたのではないかと思います。

同レースで共に戦った日本人3選手の中では1番だったことを考慮すれば、福士選手が「日本の代表に選ばれたことに間違いはなかった」ということは言えるでしょう。

 

 

 

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